【副業初心者向け】ひとりビジネス「4つの類型」を理解しよう

目次

副業初心者がまず最初にすべきこと

副業を始めようと思ったら、まず最初にやることはビジネスアイディアの決定です。
要するに「何で稼ぐか」、サービス内容を自分で決める必要があります。

別の記事でお伝えしたとおり、わたし自身は自分の「得意なこと」をビジネスにしているタイプで、わたしの提供する「商品」はズバリ「事務」です。

ひとりビジネス「4つの類型」

①プロダクト系
②スキル系
③ノウハウ系
④スペース系

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自分仕様のビジネスで「やってみたい」と思うことが既にある人は、ご自身のアイディアがどの形に近いかを考えながら読み進めて見てください。

【副業の類型①】プロダクト系

形のあるものを作ったり、売ったりするビジネスです。

(例)
◆メルカリやヤフオクなどを活用した転売ビジネス
◆クリーマやミンネなどでの手作り品販売

メリット
・専用アプリやプラットフォームが充実しており、始めやすい
・人と関わるのが苦手な人は、ネットだけでビジネスを完結できる
・ものづくりが好きな人や何らかの目利きができる人は始めやすい
 
デメリット
・仕入れのための資金が必要になる
・売れ残りや在庫を抱えるリスクがある

【副業の類型②】スキル系

何かをやってあげることで、お客様の課題を解消するビジネスです。
 
(例)
◆家事代行、オンライン事務代行などの代行業
◆デザイナー、スタイリスト、ネイリストなどの特殊スキル系

メリット
・身近に誰か困っている人がいれば、すぐにビジネスが始められる
・「人の役に立っている」「喜んでもらえた」という実感が得やすい
・副業(複業)を始めるのに、ほとんど資金が要らない
 
デメリット
・時間の切り売りになりやすい
・敷居が低いため、同業他社との差別化が必要になる

【副業の類型③】ノウハウ系

自分の経験やスキルを、他の人に伝えるビジネスです。 

(例)
◆コーチング、コンサルティング、カウンセリング
◆語学教室、デザイン教室、ヨガインストラクター
◆占い師、起業相談、恋愛相談

メリット
・自分の経験や趣味を人に伝えるだけなので、新しいことを勉強する必要がない
・副業(複業)を始めるのに、ほとんど資金が要らない
 
デメリット
・時間の切り売りになりやすい
・敷居が低いため、同業他社との差別化が必要になる

【副業の類型④】スペース系

イベントを企画してリアルに人を集めたり、ネット上でコミュニティを作るビジネスです。
 
(例)
◆イベント運営(婚活パーティ主催、異業種交流会、趣味サークル等)
◆ネットコミュニティ運営

メリット
・副業(複業)を始めるのに、ほとんど資金が要らない
・コミュニケーションが好き/得意であれば、専門スキルなしでも始められる
 
デメリット
・リアルなイベントは場所を借りるのにお金がかかる
・参加者どうしの人間関係の調整が発生する場合がある

副業初心者におすすめなのは?

皆さんのビジネスアイディア、あるいは既に販売している「商品」は、4つのうちどの類型に当てはまるでしょうか?

「好きなこと」や「得意なこと」にフォーカスして、ビジネスアイディアを考えるとき、
一般的には「②スキル系」や「③ノウハウ系」が始めやすいと言われています。

理由は、仕入れや初期投資が要らないですし、地代家賃といった固定費もかかりにくく、スモールスタートに適しているからです。

副業ケース・スタディ

オンライン事務代行の場合

わたしがやっているオンライン事務代行は、「②スキル系」に分類されます。
過去に別の記事でもお伝えしたとおり、わたしの場合は、副業を始めた当時から、目標となるオンライン事務代行の先輩がいます。
 
資格なしから始めるオンライン事務代行 尾上 友美さん
https://www.street-academy.com/steachers/422611
 
5~6年前、起業塾に入っていたときは、ビジネスアイディア自体が決まらず、
何も始めることができませんでしたが、
既にある「商品」として、「オンライン事務代行」を選択し、副業を始めました。

おすすめは、既に世の中にある商品の「真似」

わたしは、学生時代に哲学の授業で習った「巨人の肩の上に立つ」という言葉が好きです。
 
「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。」
(If I have seen further it is by standing on the shoulders of Giants.)

(アイザック・ニュートン)
 
学問の探求のプロセスで得られた新しい発見は、
過去の研究者たちの偉大な研究の成果の上に、ほんの少しだけ
これまでと違う視点を加えたものである
という、謙虚な姿勢です。
 
派生して「巨人の肩の上に立つ」はビジネスの場面でもよく使われます。
 
新たな成果は、過去の成果や知識の上で生まれる
 
今、まだ世の中にないサービスを新たに創り出すことも不可能ではないとは思いますが、
会社と並行しての副業に、「オリジナル」や「奇抜さ」は必要ないとわたしは考えています。
わたしたちは、普段から「巨人の肩の上に立って」仕事をし、生活をしています。
 
副業のように空いた時間で取り組むからこそ、他の誰かが考え尽くしてくれた「既にあるもの」の中から、自分のビジネスアイディアに近いものを選んで、既にそれをやっている人の真似をすることをお勧めします。
 
わたしを含めて、8割以上の人が凡人だと思うのです。
「凡人のわたし」という前提に立って考えてみると「クリエイティブ」「オリジナリティ」「業界1位」
を追求し始めてしまうと、きっと、思うように結果を出すことができないと思います。

副業は継続することが大切

当たり前かもしれませんが、副業は継続しなければ、なかなか結果が出ません。
結果が出ないことは次第に楽しくなくなってしまい、多くの人は継続することができません。

これはわたしの持論ですが、副業で結果を出したいなら、始めのうちは「オリジナリティ」は捨てた方が無難です。
 
既存の「商品」は、世の中に一定のニーズがあることがわかっています。
多くの人に必要とされているから、売れているのですよね!
 
そして、せっかく副業をするなら、ご自身の「商品」は誰かに買ってもらい、喜んでもらい、その結果として、しっかり「お金」を頂きたいですよね✨

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この記事を書いた人

事務歴14年。2021年からオンライン事務代行を副業でスタートし、2022年にフリーランスのオンライン事務代行として独立しました。

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