近年、クラウドソーシングやフリーランス専門エージェントの普及により、事務代行フリーランスの需要が高まってきています。
フリーランスの事務職に事務作業を依頼する企業・個人には、次のようなメリットがあります。
- 経営者や従業員は、コア業務に集中できる
- コストを抑えられる
- 専門性の高い業務をプロに任せることができる
この記事では、会社員としての事務経験のある方向けに、フリーランスの事務の仕事の始め方と案件の獲得方法を詳しく解説します。
これからフリーランスとして働いてみたいけれども、何から始めたら良いかわからない…
という方は、ぜひこの記事を参考に準備を進めていってください。
フリーランスの事務になるには?仕事の始め方ロードマップ
会社員からフリーランスの事務職になるためは、営業活動をして自分でお仕事を獲得しなければなりません。
とはいえ、いきなり営業活動を始めるのではなく、案件獲得の前にやっておいた方が良いことがあります。
大きく分けて5つのステップがあります。それぞれ詳しく解説していきます。
仕事の始め方ロードマップ
- 自己分析をする
- 肩書きや売り方を決める
- 営業の仕方を決める
- 営業活動をする
- 業務委託契約を結ぶ
いきなり会社を辞めるのではなく、しっかりと準備をしてから独立するのがお勧めです。
【ステップ①】自己分析をする
いきなり営業活動をするのではなく、まずは自己分析をはじめましょう。
これから先にどんな働き方をしたいのか、未来を考えるために、一度、あなたのこれまでのキャリアを振り返ってみることをお勧めします。
Will(やりたいこと)
まずは、「自分がやりたいことは何か?」を考えてみましょう。
やりたいことが何か聞かれると答えづらい場合には、仕事を通じて「自分の満足度を得られるポイント」と言い換えると、Willを考えやすくなると思います。
Willを考えるときには、自分がやりたいことはもちろん、どうなりたいか、どうありたいかも含めて考えてみましょう。
Willを考えるときのポイント
- 将来像(自分がどうなりたいか、どう在りたいか)
- 仕事を通じて得たいもの
- 理想の働き方・生き方
今の時点で、具体的にやりたいことが思い浮かばない場合には、
- 人から直接的に感謝される(自分が満足感を得られる)職に就きたい
- 時間や場所に捉われずに働きたい
- フルタイムで働くのは難しいので、一日6時間だけ働きたい
- 会社員のときよりも稼ぎたい
- 穏やかな人たちと働きたい
というように、職種や報酬といったわかりやすい基準だけでなく、理想を言葉にしてみるのがおすすめです。
Willを明確にしておくと、仕事を探すときに選択・判断がしやすくなります。
💡 Willを明確にするためには、あなた自身の過去を振り返ってみるのがお勧めです。ライフラインチャートの作成方法をご紹介していますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
Can(できること・強み)
次に、今まで経験した仕事の中で身につけた自分の強みを思いつく限り書き出してみましょう。
強みとは、これまで仕事を通じて身につけてきた能力や仕事で成果を出すためのスキルを意味します。
スキルは大きく3つに分けて捉えることができます。
- テクニカルスキル
- ポータブルスキル(ビジネススキル)
- ヒューマンスキル
① テクニカルスキル
特定の職種・業種の経験や、専門的な知識のことを言います。
職務経歴書の資格欄に記載する各種保有資格も、テクニカルスキルに含まれます。
(具体例)
- ITパスポート
- 簿記検定2級
- 採用業務経験3年
② ポータブルスキル(ビジネススキル)
職種・業種に関係なく活かすことのできる仕事上のスキルのことを指します。
例えば、語学力やPCスキルのほか、マネジメント力や課題解決力なども習得したポータブルスキルに挙げることができます。
(具体例)
- 語学力
- PCスキル
- 課題解決力
- マネジメント能力
③ ヒューマンスキル
ヒューマンスキルとは、人柄など性格的な部分が該当します。
仕事のスタンスや自身の性格に近いものと言えます。
(具体例)
- 協調性
- 気配り
- 向上心
- 誠実さ
フリーランスになると、自分の強みをサービスとして企業や個人に営業活動をしていきます。
営業の事前準備として、強みの言語化・明確化をしておきましょう。
💡 自分の強みがわからないという方は、こちらの記事を参考にしながら、この機会に自分の強みを明確にしてみましょう。
【ステップ②】肩書きや売り方を決める
自分にはどんな強みがあり、クライアントにどんな印象を与えたいのかを考えながら、肩書きや屋号を決めます。
また、自身の強みから肩書きから、どんなクライアントと取引したいのかを決めたら、見込み客(=自身が契約したい企業・個人)がどんな場所にいそうかをリサーチしてみましょう。
よくある肩書き
- オンライン事務代行
- オンライン秘書
- オンラインアシスタント
- 経理代行、記帳代行
- フリーランス事務
【ステップ③】営業の仕方を決める
特殊なスキルを持っているケースでは、オフラインで闇雲に人脈を広げるよりも、エージェントやクラウドソーシングでスキルをPRする方が効果的です。
一方で、親しみやさや打ち解けやすい雰囲気といった人柄に強みがある人は、オンラインよりもオフラインで営業した方が自身の強みを発揮しやすいでしょう。
自分の好き嫌いで営業活動の仕方を決めても良いです。
オンラインとオフライン、両方試してみて、自分に合っている方を採用するのでも良いでしょう!
【ステップ④】営業活動をする
どこで営業活動をするかが決まったら、実際に営業活動をはじめましょう。
オンラインの場合は、クラウドソーシングやエージェントに情報を登録し、案件を探し始めます。
オンラインで営業活動をする場合、名刺は不要ですが、簡単なホームページやランディングページ、ブログ、SNS等で何か自身の人柄や実績を伝えられる媒体を持っておくと良いでしょう。
人脈を作って営業を進める場合は、リアルでの交流に備えて、事前に名刺を作っておくのがおすすめです。
💡 名刺を作る場合は、先にWEBを整えておくのがお勧めです。理由はこちらの記事で詳しく解説しています。
💡 名刺を作ろうと思っている方は、名刺の作り方を解説しているこちらの記事が参考になります。
【ステップ⑤】業務委託契約を結ぶ
企業と契約する場合、クライアント側で業務委託契約書のテンプレートがあり、多くのケースではテンプレートを使って業務委託契約を結びます。
クラウドサインやDocuSignといった電子契約サービスで契約締結の依頼がきたら、内容の確認をして署名をします。
業務委託契約に慣れていない企業や個人と契約を結ぶ場合に備えて、自身でも業務委託契約書のテンプレートを持っておくけば万全と言えるでしょう。
契約締結のないままお仕事を受けてしまうと、後々に請求や支払いのことでトラブルになる可能性があります。
必ず、クライアントとなる企業・個人との業務委託契約を結んでから、お仕事を始めるようにしましょう。
フリーランスの事務職「仕事の探し方」
ここまで読んでいただいた中で、オンライン事務代行に興味を持ってくださった方は、実際にどうやってお仕事を獲得するのかが気になったのではないでしょうか。
実際にどんな方法で仕事を探し、獲得していけば良いのかを、「オンライン」と「人脈」との大きく2つに分けてご紹介します。
今からご紹介する9つの仕事の獲得方法は、いずれもわたしの実体験を踏まえてご紹介します。
オンラインでの仕事の探し方
最初はオンラインで仕事を探す方が、ハードルが低いと思います。
複数のサイトに登録をする手間がかかる他、探し方に慣れる必要がありますが、自分の希望する働き方に合った仕事を効率よく探せる可能性が高いです。
オンラインを活用した仕事の探し方
- オンラインアシスタントサービスに登録する
- オンライン事務代行のチームに参加する
- クラウドソーシングを利用する
- エージェント(人材紹介会社)を利用する
- SNSや企業ホームページから自己応募する
- 自分でWEB集客する
オンラインアシスタントサービスに登録する
オンラインアシスタントサービスとは、インターネットを介し、自社業務を社外のスタッフが代わりに作業をしてくれるサービスのことです。
経理や総務、営業サポートなど対応可能な業務は幅広いため、コア業務に集中できたり、人件費や採用費などのコスト削減にもつなげられたりと、利用する企業にもさまざまなメリットがあります。
働き方としては、自分で営業する必要がないというメリットはありますが、ワーカーとして登録するときに採用試験や面接が課されることが多いです。
直接、依頼元のクライアント企業と契約するのではなく、オンラインアシスタントサービスをやっている事業会社に管理費をとられてしまうため、ワーカーとしてもらえる報酬は相対的に低めです。
クラウドソーシングの代表例
オンライン事務代行のチームに参加する
オンライン事務代行(オンライン秘書、オンラインアシスタントを含む)の中には、起業家となり、自身で多くのクライアントを抱えている方がいらっしゃいます。
こうした起業家の方と契約し、受注したお仕事の実務を担当するという仕事の獲得方法もあります。
契約形態としては再委託になるため、働き方はオンラインアシスタントサービスに登録する場合とあまり変わりません。
自分で営業する手間が省けるため、初心者でも始めやすいというメリットはありますが、仕事内容が自分で選べなかったり、一次請けに比べて相対的に報酬が安いなどのデメリットもあります。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは、企業がインターネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態です。日本でもクラウドソーシングの利用者数は増え続けています。
まずは、発注者がクラウドソーシングのサイトに業務の詳細や納期、報酬額などの依頼内容を掲載します。
そこへ、仕事の受注希望者が集まり、発注者がその応募者の中から委託する業者や個人を選んで仕事を発注します。
副業やフリーランス向けの案件や求人を掲載しているサイトに登録して、自分から案件や求人に応募し、仕事を獲得していくやり方です。
上場企業からスタートアップまで、さまざまな企業が案件や求人を募集しています。
エージェント(紹介会社)を利用する
即戦力になる人材を募集している企業と、業務委託で働きたい人をマッチングするエージェント(紹介会社)が増えています。
紹介料は企業側が負担するため、自身では負担がないこと、営業活動の手間が省けるといったメリットがあります。
マーケティングやエンジニアなど、他の職種でも副業やフリーランスでの働き方を希望する人を広く募集しているエージェントが多いです。
登録したエージェント(紹介会社)が事務系の職種を多く取り扱っているか、仕事内容・契約形態・報酬等が自分のニーズと合っているか、見極めながら利用する必要があります。
SNSや企業ホームページから自己応募する
起業家やインフルエンサーの方が、X(旧Twitter)で「オンライン秘書募集」「弊社の事務作業を巻き取ってくれる方募集」といった投稿をしている場合があります。
こういった投稿に対してリプライで反応したり、投稿者のアカウントにDMを送るなどして、自分を売り込み、お仕事の獲得につなげる方法もあります。
見ず知らずの人に自分を売り込むという点で、心理的なハードルはありますが、失敗しても深く気にせずに繰り返しチャレンジしてみましょう。
自己紹介用のメッセージをしっかり作り込んでおくことで、第一印象を良くし、チャンスを逃さないように工夫することができます。
自分でWEB集客する
自身のサイトで集客をする方法です。
自前でホームページやランディングページを作成する必要があります。
切り出された仕事に応募するのではなく、自分のサービスに対してお仕事の依頼が集まってくるオンラインでは唯一の方法でもあります。
理想的な仕事の獲得方法ではありますが、「オンラインでの仕事の探し方」の中では、一番ハードルが高いです。
自分でサイトを作る場合はそれなりのスキルと時間が必要となりますし、プロに外注する場合は人選と費用がネックになります。
人脈を活用した仕事の探し方
フリーランスの事務として仕事をするためには、人脈やコネは必ずしも必要ではないです。
とはいえ、人脈があればそこから仕事に繋がるケースもあるため、
- 開業している友人・知人など、身近に経営者の知り合いがいる方
- 飲み会が好きな方
- 人との交流が苦ではない方
はオフラインで仕事を獲得する方法をお勧めします。
人脈を活用した仕事の探し方
- 異業種交流会に参加する
- 知人・友人からの依頼
- クライアントからのご紹介
異業種交流会に参加する
異業種交流会とは、さまざまな業種のビジネスパーソンが集まり、情報交換や交流を深める会です。
イベント形式のもの、入会制度をとっているものなどさまざまが、経営者や個人事業主が多く参加している異業種交流会に絞って参加するのがお勧めです。
異業種交流会では自分から営業活動をするというよりは、「オンライン事務代行をやっている」と宣言したり、自分のサービス内容を説明するに留め、必要な時に思い出してもらう「待ち」の営業スタイルがおすすめです。
知人・友人からの依頼
Facebookや同級生のLINEグループなどで「オンライン事務代行を始めた」と宣伝しておくと、既に起業・独立している知人・友人から仕事を頼んでもらえることがあります。
過去に一緒に働いたことのある人や、学生時代から関係がある人であれば、ビジネスを始める以前の信頼関係が既に構築出来ているというメリットがあります。
オンライン事務代行としてまだ実績のない方でも、始めやすいやり方です。
わたしの場合、副業をしていた時代にFacebookで開業したことを報告して、高校の同級生から仕事のご依頼を頂いたことがあります。
クライアントからのご紹介
既に取引のある会社や個人から十分な信頼を得られている場合には、クライアントからの「ご紹介」で新しい取引先との契約に繋がることがあります。
ご紹介を目的として何かアクション取るというよりは、目の前のお仕事で期待値を超えたサービスを提供することが、次のお仕事へのご紹介に繋がっていくイメージです。
フリーランスの事務職「案件獲得のコツ」は?
ここでは、わたしがこれまでに教わって心がけてきたことや、既にわたし自身が実践していることをご紹介します。
直接的に営業活動に繋がること
営業活動といっても、名刺を配って歩いたり、自分のサービスを売り込むようなことはほとんどありません。
大事なことは「必要な時に思い出してもらえる」あるいは「見つけてもらいやすい」ということです。
直接的に営業活動に繋がること
- 自己紹介・自己PRを常に最新化しておく
- 自分のメディアをもっておく
- 定期的にプロフィール写真を撮りなおす
自己紹介・自己PRを常に最新化しておく
クラウドソーシングやフリーランスエージェントなど、複数のサイトに登録している場合は、3ヶ月~6ヶ月を目安にそれぞれのサイトで自己PRの更新をしましょう。
エージェント経由でお仕事を探している人は、履歴書や職務経歴書も更新しておくと良いでしょう。
最初のうちは、会社員としてのスキル・経験だけで始めることになりますが、
- 具体的な案件の獲得実績
- クライアントワークで培ったスキル・経験
などを加えていくことで、働き手を探している企業側からもスカウトや相談のDMが来ることがあります。
自分から案件に応募するだけでなく、スカウトやオファーを待つという営業スタイルも良いと思います!
自分のメディアをもっておく
自身のサービスが明確になっている場合は、ホームページを持っておくと良いでしょう。
ブログやSNSで情報発信をしている人は、発注者の立場からすれば、依頼する前に人柄や雰囲気が事前にわかるので、安心感・信頼感に繋がります。
もし、ご自身のサービスで制作物がある場合は、ポートフォリオを作成するのもお勧めです。
機密情報を扱うことが多いので、わたしの場合はクライアントワークの中身は発信しないように配慮しています。
定期的にプロフィール写真を撮りなおす
スキルや経験をアピールして営業活動をするのは当然のことですが、意外と見た目も重要です。
きちんとお金を払って、プロのカメラマンに写真を撮ってもらいましょう。
半年から~2年程度のスパンで、定期的にプロフィール写真を撮りなおしておきましょう。
スキルシェアアプリで、セミプロや副業のカメラマンに依頼をするとリーズナブルに済みます。
間接的に営業活動に繋がること
直接的にお仕事の獲得に繋がらなくても、効果的な営業活動をするために、普段からやっておいた方が良いことがあります。
わたしが普段から心がけていることを4つほどご紹介します。
間接的に営業活動に繋がること
- 既存のクライアントに誠実に対応する
- 日々スキルアップや情報収集をしておく
- 関連する仕事の実績を増やす
- 経営者の交流を広げておく
既存のクライアントに誠実に対応する
今まさにお仕事を依頼して下さっている、目の前のクライアントに対して誠実に業務をこなすことが、実は最も大切です。
誠実に、かつ的確に業務を遂行すれば、取引先との信頼関係の構築に繋がります。
信頼してもらえると新しい仕事の範囲を任せてもらえたり、責任の範囲を増やしてもらえたりして、自身のスキルアップに繋がります。
また、クライアントへの貢献度が上がれば報酬も上がりやすくなり、既存のクライアントでの報酬が上がれば、他の企業に営業活動をするときに、自身の単価を高く提示することができます。
日々スキルアップや情報収集をしておく
クライアントワークに慣れてきたら、新しいスキルや知識、資格取得などにもチャレンジしてみましょう。
できることが増えたり、特定の業務の知識を深めていくと、その分だけ自身がチャレンジできる案件の幅が広がります。
また、世の中は常に変化していますので、自身が強みとしている分野での法改正や、新しいアプリケーションの情報収集等は普段から積極的にキャッチアップしましょう。
関連する仕事の実績を増やす
セミナー講師や経験者のインタビューなど、自身の分野に関する依頼があった時は余裕があれば引き受けることをお勧めします。
ダイレクトに報酬に繋がらないこともありますが、中長期的な視点で考えたときに
- 露出が増えることで、事務を頼みたいと思っている企業・個人と繋がれる可能性がある
- 登壇実績やメディア掲載歴、受賞歴がクライアントからの信頼度に繋がる
など、間接的に自身のビジネスに有利に働くことが多いです。
経営者の交流を広げておく
自身のビジネスに直接関係がない業種の人も含めて、経営者や個人事業主との交流を広げておくのがお勧めです。
新たに人と知り合ったら即座に受注に繋がるというわけではありますが、
- 事務のことで困っている企業・個人(=見込み客)に紹介してもらえる
- 同業の起業家やフリーランスと繋がり、営業活動や事業運営に有益な情報を得られる
- 自身で受注が難しい企業・個人のご依頼を同業他社に受けてもらえる場合がある
など、間接的に営業活動のメリットを得ることができます。
複数のルートから案件獲得できるようにしておく
もし、あなたがフリーランスの事務職を目指しているなら、複数のルートから案件獲得できるようにしておくのをお勧めします。
例えば、特定のエージェントから案件を獲得している場合、エージェントが事業から撤退したり、エージェントの方針が変わったりした時に代替手段がなくなってしまいます。
エージェント、マッチングサイト、自己応募、ご紹介等、いくつかのルートから案件獲得できるよう、いざというときにも、複数のルートから仕事を獲得できるので安心です。
仕事内容にこだわって探したいときはエージェント経由、「誰と働くか」にこだわりたいときは自己応募等、その時に自分が獲得したいお仕事内容によって、案件獲得のルートを変えるのも有効なやり方です。
複数のルートで案件獲得できることを経験として知っていることが、気持ちの面でも自信にも繋がります。
フリーランスの事務になる方法(まとめ)
フリーランスの事務職は、企業や個人事業主の事務作業を外部からサポートする働き方で、近年その需要が高まっています。
フリーランス事務職になるためのステップは大きく分けて5つあります。
- 自己分析
- 肩書きや売り方を決める
- 営業の仕方を決める
- 営業活動をする
- 業務委託契約を結ぶ
仕事を始めるには案件をする必要がありますが、獲得の方法は合計で10パータンあります。
自分に合ったやり方で営業活動を進めましょう。
- オンラインでの探し方
- オンラインアシスタントサービスに登録する
- オンライン事務代行のチームに参加する
- クラウドソーシングを利用する
- エージェント(人材紹介会社)を利用する
- SNSや企業ホームページから自己応募する
- 自分でWEB集客する
- 人脈を活用した探し方
- 既存のクライアントに誠実に対応する
- 日々スキルアップや情報収集をしておく
- 関連する仕事の実績を増やす
- 経営者の交流を広げておく
特定のやり方に特化するのも良いですが、複数のルートから案件獲得できるようにしておくのがお勧めです。
いろんな方法でお仕事を獲得できるようになると、精神衛生的にもプラスの効果があると思っています。